ベネッセアートサイト直島 / 中奥のカレー / スタルク
思えばもう何年も行ってみたいなぁと思っていた、ベネッセアートサイト直島。ようやく訪れる事ができました。いや、いざ出発してから辿り着くまでも一苦労でしたが、それに報いる素晴らしさ。むしろその道のりがあったからこそ喜びも更なるものになったのでしょう。
海に面したビーチハウスの部屋、本当に美味しい食事、夜遅くまで観覧できる(タイミングも良く本当に貸切状態だった)ベネッセ・ミュージアムに、寝るのがあまりにももったいなくて、ほろ酔い気分で徘徊した野外展示や杉本博司の作品群。満を持して訪れた地中美術館やANDO MUSEUMの壮大さは、商業建築にはない安藤作品の真骨頂を見る事ができました。そして何よりも福武さんの情熱、これに尽きるでしょう。日本におけるロールモデルとしての存在は、いかに追従する全国の美術館や市町村の取り組みに影響を与えたかを実感する事ができました。
杉本博司「五輪塔」2009 Hiroshi Sugimoto "Crystal Pagoda" #NightMuseum
余談ですが家プロジェクト群近くにある、カウンターに(テーブルとの高さの関係で我が家では断念した)スタルクのCostes Chairが何客も鎮座するこのお店のカレー、驚く程に美味しくて思わず二皿も食べてしまいました(笑)。オススメです。
中奥特製ココナッツ入りカレー&ライス。まさかのおかわり!美味い!
そして、もしこの夏にどこに行きたいかと聞かれたなら、すかさず直島と答えるでしょう。人間は戻りたい場所には無意識に忘れ物をするといいます。次回はゆっくり豊島と犬島にも足を伸ばしてみたいものです。