季っ句 荻窪 美味しいお店
何年も前に出雲を旅した際に、松江で立ち寄ったお店が昨年の夏に東京に移転。
以来、ことある事に訪れては、その美味しさを堪能しているのが、荻窪駅南口から、まぁ自分の脚なら1分も歩けば辿り着く「季っ句」と書いて「きっく」と読む、若い料理人の菊池くんが、主に地元・島根から届く厳選された新鮮なオーガニック素材で腕を振るうお店。
この日は珍しく生きたまま届いたので...と言う事で、ドロエビのお造りからスタート。甘みと食感が最高に引き立ちます。
そして初めて食べた時から、その舌触りと味の虜になってしまった赤天!
これは島根でも浜田市というところに特化した名産品らしく、魚のすり身に赤唐辛子を混ぜ、細かいパン粉をまぶして揚げたもので、正直自分で買って火を通すよりも、ここでプロの絶妙な火加減でカリッカリに焼いて貰った方が確実に美味しいと言う代物で、行くと必ずお願いする逸品。
もうね、とにかくお酒がすすむ訳なのです。
ちなみにこのお店では、厳選された島根県の日本酒のみを揃えているので、料理に合わせたものをお任せで一合づつお願いするのが自分のスタイルですが、もちろん途中からはどれがどれかは覚えていません😂
宍道湖から届いたばかりの天然うなぎを塩焼きで頂いた後は、大山鶏も塩焼きで。
実はかれこれ (ある失礼な店主と喧嘩して以来) 7年ぐらい焼鳥難民に悩まされていた自分ですが、これをひと口食べた時に「あぁ、俺の焼鳥はこれでいいな」って思えたほどの絶品!
そして普段なら自分から好んでは口にしない野菜も、皆んなで食べると不思議なもので、このセリのしゃぶしゃぶもバンバン食べれちゃうんですよね。
えぇ、パクチーは食べられないけど春の七草とか山菜など、和物でクセのあるものは大好きなんです😂
ちなみにこのお出汁を使って、お造りで頼んだ切り身をしゃぶしゃぶして食べる事ができるのも、ここの名物スタイルなので、是非とも試してもらいたいところ。
もちろん最後の〆も忘れる事はありません。
この日は届いたばかりの、この時期にしか収穫されない大寒卵と言う卵で、名物の幻のTKGを!
大人が食べると運気が上がり、子供が食べると健康に育つと言われている、いつもの幻のさらに幻の卵。
また、このお店では定期的に、その時一番美味しいお米を炊いて提供しているのですが、この日もバツグンの美味しさ!
このTKGはランチでも提供されているようなので、おススメです💁♂️
もともと食べ歩くのが大好きで、遠くまで飛行機や新幹線に乗って行くのも気にならない自分ですが、このお店が出来てからは、その数が減った気がしなくも…どうだろう🤔
まぁ兎にも角にも、何を食べても美味しいお店なので、是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。荻窪かぁ...って思ったあなた、渋谷からせいぜい20分ですよ!
東京都杉並区荻窪5丁目29-11 プラザイナバビル 1F
03-6915-1511
営業時間
月・土 18:00〜23:00
火~金 12:00〜14:00/18:00〜23:00
日曜 祝日 定休