ゼロ・グラビティ

 

 

 ゼロ・グラビティ、観てきました。

 子供の休みが来週までなので年末年始の混雑時を避け、あえての6日月曜日というチョイスが功を奏し、人もまばらでノイズもほとんどなかったおかげでかなり濃厚な宇宙空間を満喫♪ 場所は蔡さん森山さん(実は結構ご近所です)と同じ豊島園のIMAX。でもせっかくのウィンブル・シートは以前子供が小さい時に音酔いというか振動に酔ってしまった事があったので今回はパスしました。ただ行った事のある人ならわかると思うんですが、あれちょっと不案内ですよね。コインがもぎりの手前の販売機で売ってるっていうのもそうですが、そもそもそんな機能がある事をもうちょっと教えてくれればいいのにっていつも思います(笑)。

 まぁ内容的な事は様々な所で触れられているので割愛するとして、一番理解できなかったのが邦題。なぜわざわざ「ゼロ」を足す必要があったのかという事。

 原題の「GRAVITY(=グラビティ)」は「重力」を意味し、対する邦題の「ゼロ・グラビティ(Zero Gravity)」とは「無重力」を意味する言葉。でも、この話って「無重力」の話だったのかなと。いや、確かにほぼほぼ宇宙空間でフワフワしていた話しだった事は認めます。実際それに苦しめられる部分がほとんどですし。ただここでいう「重力」とは個人的には地上において人間が)「生きる」という意味、重さををテーマにした作品だからこそ「GRAVITY=重力」と名付けたと感じたのでかなり違和感を憶えました。

 好きか嫌いかで言えば好きな作品。超リピート野郎の自分が言うのもなんですが、この作品は出来れば一発必中で集中して(できる環境で)観る事をオススメする、何かを論ずるというよりも(作品に)入った者勝ちの作品かなと!

 話は変わりますが、この日もう一つ楽しみにしていたのが夕食。実はこの映画館がある豊島園駅近くには結構有名なピザ屋さんが2軒(実は姉妹店らしい)あって、映画が終わった後にどちらかに行くつもり満々だったのですが年始早々だったせいかどちらともお休みというガッカリな結果。とは言え楽しい映画の後に新年早々クサっても意味がないのでこちらへ移動。あーだ、こーだと観たばかりの映画について話が咲くのも映画館に脚を運ぶ醍醐味ですよね♪

 

 ちなみにですが、冒頭でジョージ・クルーニーがヒューストンに対してもう一人のミッションスペシャリストが「作業を終えてマカレナを踊っている」的なセリフがあったと思いますが、若いフイナム読者のために付け加えておくと、これ93年に世界中で大ヒットしたスペイン人デュオのロス・デル・リオの名曲。

 

 

 当時はMTVをつければ1時間に何度も流れるほどで、クリントン大統領もTVか何かで(腕を伸ばして折りたたむ)サビの踊ってたという、ここ最近で言えばPSYのGANGNAM STYLE的な代物です。まぁ意味合い的には「変な踊りを踊ってる」っていう意味でしょうが、90年代はこんな所にも浸透しているって事に驚いてみたり。正しくは今活躍している人たちが90年代に青春を謳歌した人たちって事なんでしょうけれど...

 

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